西院

中村軒 メニュー全解説|春夏秋冬のおすすめ和菓子特集

中村軒 メニュー全解説|春夏秋冬のおすすめ和菓子特集

引用:GBPより

京都・桂離宮のすぐ南に店を構える老舗和菓子店の中村軒は、130年以上の歴史を誇る名店です。

中村軒メニューには、四季の移ろいを感じさせる和菓子や茶店限定の軽食がそろっており、訪れるたびに違った楽しみがあります。

本記事では、中村軒春のお菓子から中村軒夏のお菓子、中村軒秋のお菓子、そして中村軒冬のお菓子まで、季節ごとのおすすめ商品をわかりやすくご紹介しています。

さらに、茶店で楽しめる春・夏のメニューや秋・冬のメニューについても詳しく解説していますので、訪問前の参考にぴったりです。

中村軒メニューを調べている方にとって、どの季節に何が楽しめるのかを具体的に知ることができる内容となっております。

伝統の味を守りながらも季節感あふれる和菓子を提供し続ける中村軒の魅力を、ぜひ本記事でご確認ください。

中村軒 メニューを徹底解剖|季節限定の甘味と茶店の人気料理

  • 春・夏のメニュー|かき氷・冷やしぜんざい・そうめんの涼味

  • 秋・冬のメニュー|あべ川・ぜんざい・白味噌雑煮でほっこり

  • 定番甘味メニュー|あんみつ・ところてん・かつら女(め)

  • 茶店で味わう軽食メニュー|うなぎ茶漬け・にゅうめんの魅力

春・夏のメニュー|かき氷・冷やしぜんざい・そうめんの涼味

春から夏にかけての季節限定メニューは、中村軒の茶店でしか味わえない“涼を感じる一品”がそろっています。特にかき氷は、種類の多さとトッピングの自由度が魅力で、地元の方にも観光客にも大変人気です。冷たい甘味の他にも、軽く食べられるそうめんなどの軽食もあり、暑い時期にぴったりのラインナップです。

【冷たい甘味メニュー】

  • いちご氷(5月)
  • ルバーブ氷(6月)
  • パイナップル氷(7月)
  • すだち氷(8月頃)
  • いちじく氷(9月)
  • ゆず氷(定番)
  • かつらうりの氷(定番)
  • 黒蜜「大島」氷
  • 白蜜「みぞれ」氷
  • ミルク氷(練乳)
  • 宇治ミルク金時

【定番甘味】

  • あんみつ(黒蜜または白蜜が選べる)
  • ところてん(黒蜜)
  • 冷やしぜんざい(6月頃から提供)

【特製メニュー】

  • かつら女(め)

厚みのある葛を黒蜜ときなこで味わう中村軒の名物。注文後に一つずつ丁寧に作られます。

【軽食メニュー】

  • そうめん
  • そうめんセット(ごはん付き)
  • うなぎ茶漬け(山椒風味)

いずれのメニューも、茶店にて10:00〜17:00(ラストオーダー)で提供されており、特にかき氷は季節ごとの果物を使った限定フレーバーが登場するため、訪れるたびに違う味を楽しめるのが特徴です。

秋・冬のメニュー|あべ川・ぜんざい・白味噌雑煮でほっこり

秋冬のメニューは、体を芯から温めてくれる甘味や軽食が中心となっています。お餅や小豆をふんだんに使った和の味わいは、寒さの中でほっとひと息つける存在です。白味噌雑煮や栗を使った限定商品も登場し、冬ならではの京都らしい食文化が感じられます。

【あたたかい甘味メニュー】

  • あべ川(焼いた餅2個にたっぷりきなこ)
  • いそべ巻(焼き餅に海苔を巻いて醤油と山椒で味付け)
  • おぜんざい(粒あん+焼き餅2個)
  • おしるこ(こしあん+白玉5個)
  • 栗ぜんざい(秋限定)
  • 焼よもぎ団子(2月〜登場、茶店限定)

【季節限定メニュー】

  • みたらしだんご(12月〜2月)
  • 備長炭で職人が手焼き。以下の2種のたれから選べます:

  • あっさりした甘さの醤油だれ
  • コクのある白味噌だれ
  • 白味噌雑煮(12月〜2月)
  • 京都らしい甘味と塩味のバランスが取れた逸品。お餅が2個入っています。

【軽食メニュー】

  • にゅうめん(生湯葉、生麩、温泉卵入り)
  • お茶漬け(うなぎの山椒煮使用)
  • 栗赤飯とのセット(栗の季節限定)

寒い時期は特にお餅メニューの人気が高く、温かい甘味と共に、ゆっくりとした時間を過ごす人が多く見られます。茶店の趣ある空間で、四季の移ろいを感じながら味わう一品は、格別のひとときになります。

定番甘味メニュー|あんみつ・ところてん・かつら女(め)

中村軒の茶店では、季節に関係なく楽しめる定番甘味メニューも人気です。伝統的な和の素材を使いながらも、丁寧に仕上げられた一皿は、どこか懐かしく優しい味わいがあります。初めて訪れる方でも、気軽に選べる定番ラインとして、多くのお客様に親しまれています。

【定番甘味メニュー一覧】

  • あんみつ
  • シンプルながら奥深い味わいのあんみつ。たっぷりとかける黒蜜が自慢です。白蜜にも変更可能です。

  • ところてん
  • つるりとした喉ごしが心地よく、暑い時期には特に人気の一品。黒蜜との相性も抜群です。

  • かつら女(め)
  • 中村軒特製の葛を使った甘味で、見た目も美しい5片の厚切り葛を氷水に浮かべて提供します。きな粉は黒蜜の器へ入れて混ぜ、よく冷えた葛に絡めて食べるスタイルです。1つずつ手作りされるため、提供に少し時間がかかります。

どれも上品で飽きのこない味わいで、幅広い年代に支持されているのが特徴です。甘さが控えめなので、食後のデザートにもおすすめです。

茶店で味わう軽食メニュー|うなぎ茶漬け・にゅうめんの魅力

中村軒の茶店では甘味だけでなく、軽食メニューも充実しています。どれも京都らしい素材や味付けを大切にしており、観光の合間の軽い昼食や休憩にぴったりの内容です。

和菓子屋ならではの心遣いが込められた、やさしい味わいの料理がそろっています。

【軽食メニュー一覧】

  • うなぎ茶漬け
  • 山椒風味のうなぎを使ったお茶漬け。暑い夏でもさらりと食べられると評判の一品です。食欲が落ちる季節にもぴったりです。

  • にゅうめん
  • あたたかい出汁に細めのそうめんが入り、さらに生湯葉・生麩・温泉卵が添えられています。寒い季節に体がほっと温まるメニューです。

  • そうめんセット(夏季)
  • あっさりとしたそうめんにごはんがセットになっており、しっかり食べたい方に好評です。

  • 季節限定の栗赤飯セット
  • 栗の時期には、栗赤飯とのセットメニューが登場します。優しい甘さの栗と塩味の赤飯の組み合わせが絶妙です。


どの軽食も、量は控えめで上品ながらも満足感があります。観光の途中で立ち寄って、甘味と合わせて楽しむのもおすすめです。

茶店の雰囲気と一緒に味わうことで、より京都らしい時間を過ごせます。

中村軒については、以下のページに詳しく書いています。
>>中村軒の魅力を徹底解説<<

中村軒 メニューの和菓子四季だより|老舗の味を季節で楽しむ

中村軒 メニュー全解説|春夏秋冬のおすすめ和菓子特集

引用:GBPより

  • 春のお菓子|しそ餅・おはぎ・白小餅

  • 夏のお菓子|麦代餅・生麩餅・水鏡

  • 秋のお菓子|栗ぜんざい・赤飯おこげの葛あんかけ

  • 冬のお菓子|焼きよもぎ団子・みたらし・六方焼

春のお菓子|しそ餅・おはぎ・白小餅

春の中村軒には、季節の訪れを感じさせるやさしい甘さのお菓子がそろいます。どれも国産素材を使用し、昔ながらの製法で丁寧に仕上げられた逸品です。春のお彼岸や卒入学のお祝い、家族でのお茶時間にもぴったりのお菓子ばかりです。

【春のお菓子一覧】

  • しそ餅
  • こしあん入りの道明寺を、ほんのり酸味のあるしその葉で包んだ一品です。しその香りがふんわりと広がり、あんの甘さを引き立ててくれます。しその葉ごとそのまま食べるのが特徴です。

  • おはぎ
  • 春と秋のお彼岸の時期だけに登場する限定商品です。昔ながらのおくどさんで炊き上げた粒あんがたっぷりと使われており、もっちりとした餅米と相性抜群です。現在は販売休止中です。

  • 白小餅(しろこもち)
  • 年間を通して提供される定番商品ですが、春には進学祝いや季節の贈り物として人気が高まります。餅屋ならではのコシと風味があり、さまざまな食べ方にも対応できます。

春は新生活のスタートや行楽シーズンでもあるため、軽やかで食べやすい和菓子が好まれます。どのお菓子も見た目がやさしく、季節の贈り物としても喜ばれるラインナップです。

夏のお菓子|麦代餅・生麩餅・水鏡

夏の中村軒では、涼しさと素材の味を楽しめる季節限定のお菓子が揃います。暑い時期でも食べやすく、見た目も涼しげで贈答用にも人気です。昔ながらの知恵と製法で生まれた商品は、今も変わらず愛されています。

【夏のお菓子一覧】

  • 麦代餅(むぎてもち)
  • 中村軒の名物であり、夏の定番中の定番。つきたてのお餅に粒あんを包み、香ばしいきなこをふりかけています。重労働の合間に食べられていたという背景があり、素朴で力強い味わいです。通常サイズのほかに「ミニ」もあります。当日中の消費が必要なため、発送は不可です。

  • 生麩餅
  • あっさりとしたこしあんを生麩で包み、さらに笹の葉でくるんだお菓子です。つるりとした口あたりが夏にぴったりで、見た目の涼やかさも魅力の一つです。

  • 水鏡
  • 透き通るような見た目と口どけの良さが特徴の、夏季限定の涼菓です。小さめサイズもあり、贈答用としての詰め合わせにも含まれます。冷やして食べると、のどごしの良さが際立ちます。

夏のお菓子は、味の軽やかさと見た目の涼しさが両立しているのが特徴です。冷たいお茶と一緒にいただけば、京都の夏らしいひとときを演出できます。

秋のお菓子|栗ぜんざい・赤飯おこげの葛あんかけ

秋の訪れとともに、中村軒には季節感あふれる和菓子が登場します。どちらも温かみのある味わいで、肌寒くなってくる時期にぴったりの逸品です。素材のうまみを引き出した素朴な甘さが、ほっと一息つける時間を届けてくれます。

【秋のお菓子一覧】

  • 栗ぜんざい
  • 粒あんのぜんざいに、ほくほくの栗を贅沢にのせた限定メニューです。甘さ控えめのあんに栗の自然な甘みが加わり、秋らしい一杯として人気があります。

  • 赤飯おこげの葛あんかけ
  • 赤飯を香ばしく焼いたおこげに、あつあつの葛あんをたっぷりかけた茶店限定メニューです。湯葉やもみじ麩も添えられており、見た目にも味わいにも京都らしさが詰まっています。おろし生姜を加えると、より風味豊かに楽しめます。

秋のお菓子は、体の芯からあたたまり、季節の移ろいを感じさせてくれる存在です。どちらも茶店でゆったりと味わいたい、贅沢な時間を演出してくれます。

冬のお菓子|焼きよもぎ団子・みたらし・六方焼

寒さが増す冬には、あたたかく香ばしいお菓子が恋しくなります。中村軒では、手作業にこだわった焼き団子や、創業から親しまれてきた焼き菓子が並び、家庭的でどこか懐かしい味が楽しめます。

茶店での提供はもちろん、お持ち帰りにもぴったりです。

【冬のお菓子一覧】

  • 焼きよもぎ団子(2月〜)
  • 香ばしく焼き上げた茶店限定の団子で、生のよもぎを使った通常のよもぎ団子とは異なる風味が楽しめます。寒い日にあたたかさと香りの豊かさが嬉しい一品です。

  • みたらし団子(12月〜2月)
  • 備長炭で一本ずつ職人が手焼きする冬限定の団子です。味は2種類あり、あっさりした醤油だれと、まろやかな白味噌だれから選べます。お昼前からの販売で、売り切れ次第終了となります。

  • 六方焼
  • 新鮮な卵と国産蜂蜜をふんだんに使った、香り豊かな焼き菓子です。素朴ながらも食べごたえがあり、創業以来の定番商品として愛されています。

冬のお菓子は、香ばしさとあたたかさに包まれたラインナップが特徴です。手間ひまかけて作られた和菓子を、ぜひ寒い日のご褒美として味わってみてください。

中村軒 メニューの魅力を季節・定番・軽食からまるごと紹介

  • 中村軒 メニューには春夏限定の果物かき氷が豊富にそろっている

  • 中村軒 メニューで人気の「かつら女(め)」は黒蜜ときなこで味わう葛菓子

  • 茶店では冷やしぜんざいやところてんなど涼味メニューも提供されている

  • 夏の中村軒 メニューには、素朴な味わいの名物「麦代餅」が登場する

  • 秋限定の栗ぜんざいは、粒あんと栗の甘みが調和する贅沢な甘味

  • 赤飯おこげの葛あんかけは湯葉やもみじ麩入りで京都らしさ満載

  • 冬限定の焼きよもぎ団子は香ばしく焼き上げた茶店限定商品

  • みたらし団子は醤油だれと白味噌だれの2種から選べる冬限定メニュー

  • 中村軒 メニューでは六方焼など日持ちする焼き菓子も用意されている

  • 春のお菓子にはしそ餅や白小餅など、やさしい甘さの商品が並ぶ

  • 茶店の軽食メニューでは山椒風味のうなぎ茶漬けが人気を集めている

  • にゅうめんは生湯葉・生麩・温泉卵入りで冬に体が温まる一品

  • 夏のそうめんセットはごはん付きで食事としての満足感もある

  • 栗の季節には栗赤飯との軽食セットが限定で提供される

  • あんみつやところてんなど、中村軒 メニューには季節を問わず楽しめる定番甘味もある

-西院
-